協議会活動について
町並みの調査
令和2年2月に『呼子地区歴史的建造物調査報告書』を唐津市に提出し、それが元となり永井家住宅が国の登録有形文化財となった。 同年3月には『呼子昔懐かし景色集』を地域まちづくり会議(呼子地区)に、令和3年3月には『港町呼子伝統的景観構成要素抽出調査報告書』を唐津市に提出し、 より詳しい市主催の景観調査を唐津市に求めた。同年中頃から唐津市は調査(保存対策調査)を開始した。 令和4年3月には、市主催の調査の基礎資料となる『呼子町並み景観復原に係る資料調査業務報告書』を唐津市に提出した。
地元住民への啓発活動
町並みの保存・
空き家の利活用促進
呼子には伝統的な古い建物が多く、雨漏りや白蟻被害など様々な建物の悩みを切り離すことができない。所有者の心配事を聞き取り、修理のアドバイスや修理業者とのマッチングなど、地元住民の相談対応を行う。
地元不在の所有者から依頼された空き家の定期的な風通しや状況報告を行う。
建物内に荷物が残っていることなどで活用や譲渡に踏み切れない所有者を後押しする方法の一つとして、協力者を募りイベントとして荷物の片付けや廃棄を行うプロジェクト。建物内をきれいにすることだけでなく、参加者が建物に触れ身近に感じることで古民家や町並みを保存する意義を共有する機会を得ている。
企業が係る片付けプロジェクト。企業が係り広く募ることで参加者のエリアや年齢層が広がり参加人数が増え、作業時間短縮やより広い範囲をカバーすることができる。参加人数が増えることで、観光よりも繋がりの深い関係人口を増やす。
空き家の活用や譲渡を検討する所有者と不動産業者のやりとりをサポートし、建物の賃借または購入を検討する人が参考にする簡易的な現況調査報告書を作成する。